« 4月3日、神宮球場・ヤクルト戦。 | メイン | スカパーで中日戦を見ながら思う。 »

2007-04-13

4月12日、横浜スタジアム、那須野の投球に思う。

4月12日。
横浜スタジアムに横浜ーヤクルト戦を観戦に行きました。

この日の目当ては何と言っても那須野。
コンビニに置いてある朝刊も、5紙のうち2紙が「金刃、亡き母に捧げる」、1紙が競馬、そして残り2紙が「那須野5億」
今一番球界で注目されていると言っても過言では無いわけで、これは見に行かないわけにはいきませんでした。

横浜の先発は加藤。完投はありえなさそうなので那須野登板への期待が高まる。
青木を三振、飯原を三振、ガイエルを一ゴロと3者凡退で調子は良さそうだ。

ヤクルトの先発はグライシンガー。
横浜はいきなり仁志がヒット、タクローが送って金城がヒットでチャンスをひろげ、村田がタイムリーヒット。
往年のマシンガン打線を彷彿とさせる攻撃で早くも横浜が先制。ベイスタファンのG君は早くもワンサイドゲームを確信していた。
Bvss_0704122

しかし、横浜が良かったのはここくらいまで。
2回表にラミレスのヒットのあとリグスに四球、宮本が送りバントで1死2、3塁になってから梶本が犠牲フライでヤクルトに同点に追いつかれる。
4回表には先頭のガイエルは打ち取ったもののラミレスとリグスに連続四球を出して1死1、2塁。宮本がレフトへタイムリーツーベースを打たれて逆転されてしまう。
はっきりいってこの日の加藤はコントロールが悪すぎ。何度0ストライク2ボールのカウントになったか分からないし、失点も全て四球がらみ。結局6回を投げて2失点だったのだから先発としては及第点なのかもしれないが、あれだけボールが先行すると守ってる野手のリズムが悪くなるだろう。
実際、2回以降のベイスタ打線はどうも淡白。グライシンガーの調子が良かったのかもしれないが、2~6回はずっとゼロ行進で6回を終わって1-2と1点ビハインドである。
Bvss_070412_12

そして、球場全体が「歓声」というより「異様などよめき」に包まれたのが7回の表。
いい加減ピリッとしない加藤に代わって場内アナウンスで「ピッチャー、那須野」が告げられる。
ライトスタンドは不思議な雰囲気。
「頑張れ」
という声と、
「お前、もらい過ぎだろ」
という声とが混濁した何とも言えない一種異様な雰囲気に。

しかし当の那須野は、グタグタ言うより俺のピッチングを見てくれ、という感じの気迫の投球でグライシンガーを二塁ゴロにしとめた後、青木・飯原の1,2番を連続三振に切ってとった。
平塚のオープン戦で見たときは「イマイチぴりっとしないなあ」という感じだったのだが、この回の投球は素晴らしかった。
ライトスタンドからも拍手が巻き起こり、「そういうピッチングを毎回するんだったら5億でも10億でも貰って良いんだよ!」という感じであった。
Bvss_070412_2

ベイスタ打線の方も那須野の投球に触発されたか、先頭の鈴木尚典がツーベース。バッテリーエラーの間に3塁を陥れ、無死3塁。1死後、古木がライトへ見事な犠牲フライ。2-2の同点に追いつく。この時点で「ひょっとして那須野が勝ち投手になってお立ち台か・・・?」との期待が膨らむ。その次の鶴岡がライト前に弾き返し、2死1塁とすると、大矢監督は何を血迷ったかピッチャーの那須野をそのまま打席に送る。正直、この場面では代打佐伯だろうと思っていたのでこの起用には驚かされた。
ライトスタンドのベイファンも、これまたどよめきの様な(大矢に対する)罵倒の様な、異様な雰囲気である。
あまり中継ぎの層が厚くないため、先ほどのピッチングを見て、あまり代えたくない、というのも理解できなくはなかったが・・・。
「ここで那須野が逆転打を打てば、マンガだよなあ。」
と、ちょいと期待したが、世の中そんなに甘くなく、サードフライに倒れていた。
すると続く8回の表、先頭のガイエルに死球を与えたところでとっとと那須野から木塚にスイッチする大矢監督の謎采配が炸裂。
ガイエルが左だからという理由で左の那須野をぶつけたかったのだろうか?回の頭から木塚じゃいけなかったのか?
左なら吉見もいたわけで、そこまで那須野を続投させた理由が分からない。7回裏が押せ押せのムードだっただけに、余計に惜しく思われた。
で、代わった木塚はラミレスとリグスの二人は抑えて2死を取ったものの、宮本にヒット、代打・真中にタイムリーヒットを浴び、2-3と勝ち越されてしまう。木塚の調子がイマイチだったため、代打を送らないんなら、それならそれで8回表も那須野をそのまま引っ張れよ!と思うことしきりであった。しかも那須野が出したランナーがホームを踏んだため那須野の失点になる。
9回にエラーからみで1回を追加したヤクルト。
8回を館山、9回を高津と万全のリレーで乗り切り、2-4で勝利した。
んで負け投手は那須野。
あの投球内容で負け投手とはついてない男だ。

思うに、大矢監督が那須野に対して平常心で采配をふるうことが出来なかったのではないかと思われる。
やはり、球場の異様な雰囲気やマスコミの喧騒、周囲のぴりぴりした様子から微妙に采配に狂いが出てしまったのだろう。
Bvss_070412_32

で、那須野だが、22歳の若者に5億くれてやる、と言われてそれを断れ、と言う方が無理な話、という感想である。

というか悪いのは那須野ではなく(もちろん彼に全く責任が無いわけではないが)、現在のプロ野球の歪なドラフト制度だろう。
逆指名制度とか自由獲得枠とかが始まったときから、こうなることは分かっていたといっても良いだろう。
「契約金1億、年俸1500万」の上限を定めたといっても、あくまで紳士協定、努力義務であって法的拘束力は皆無。
なら、そこそこの将来性のある選手が出てきたとき、6~8くらいの球団全てが、「契約金1億、年俸1500万」という条件を提示するのは目に見えている。
となると、その選手がどうしても欲しい球団は、「ならちょっと上限を超えちゃうけど」とかいって1億1千万を提示し、それならとまた別な球団が1億2千万を提示し・・・。
そんなこんなでなだれ式に契約金が高騰してしまう、と言うのは目に見えているではないか。
Bvss_070412_42

もとはといえば有望選手をかき集めたいがために歪なドラフト制度、歪なFA制度を導入した読売の横暴が大きな問題である。
いい加減この読売の横暴を抑えない限りはまた同じことを繰り返すぞ、という気がしてならない。
とにかく、ドラフトの完全ウェーバー制の導入と、それにともなってFA期間の大幅な短縮、この2つを早急に導入するべきだと、帰りの電車の中で思ったのでした。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/190276/6913544

4月12日、横浜スタジアム、那須野の投球に思う。を参照しているブログ:

» くまきりあさ美が那須野巧投手と熱愛!画像♪ (くまきりあさ美が那須野巧投手と熱愛!画像♪)
熱愛が発覚したガケっぷちカップル くまきりあさ美と那須野巧投手 画像等 枕営業を積極的にすることで有名なくまきりあさ美のプライベート動画 [続きを読む]

» ガケっぷちカップル・くまきりあさ美と那須野巧投手の熱愛 画像♪ (ガケっぷちカップル・くまきりあさ美と那須野巧投手の熱愛 画像♪)
熱愛が発覚したガケっぷちカップル くまきりあさ美と那須野巧投手 画像等 枕営業を積極的にすることで有名なくまきりあさ美のプライベート動画 [続きを読む]

» くまきりあさ美が那須野巧投手と熱愛!画像♪ (くまきりあさ美が那須野巧投手と熱愛!画像♪)
ガケっぷちカップル くまきりあさ美と那須野巧投手。 くまきりあさ美の枕営業とプライベート画像♪ [続きを読む]

コメント

コメントを投稿