« 0310日記 | メイン | 0311日記 »

2009-03-12

ハイタクフォーラム参加レポート

さる3月5日、「春闘中央行動」と称する、我が労働組合の活動に参加してまいりました。
最初は、またどっかに集まって労組の委員長の話とか、会社に対する批判とかをしたりするんやろうなあ、くらいに思ってましたが、今回のはちと規模が違いました。
ハイタクフォーラム
なんと都内のタクシー組合だけの参加かと思いきや、北は北海道から南は九州まで、全国のタクシー会社の労組が東京は日比谷公会堂に集まっての総決起集会。今まで参加してた、なんちゃってな集会とは明らかに違う。
公会堂の客席定員は2074人だったのだが、7,8割は埋まっていたので1500人規模の集会と言う事か。

フォーラムが始まると、まず労組の阿部委員長が壇上に立ち、
「今のタクシーは街に空車があふれ、運転手さんたちの給料は激減し、少ないお客さんを探して危険な運転をするため事故が多発している!いったいこういうことになったのは何が原因ですか!」
と叫ぶと、客席の方から大きな声で
「小泉だ!」
との答えが。委員長も
「その通り!」
と答える。あまりにも出来すぎた流れに「え、演出?」と思ったのは俺でけじゃなかったはず^^

で
しかし配られたパンフレットをみると、来賓の方々の充実ぶりもハンパじゃない。民主党の川端副代表、社民党の渕上副党首(パンフには「福島みずほ」と書いていたが、参院の予算委員会で来れなくなったとの事)、国民新党の下地政策審議会会長代行、連合の古賀事務局長といったそうそうたる顔ぶれの方々が来賓としてきており、どれぞれ挨拶。
その他にも民主を中心に20人以上の国会議員がずらりと。前回、うちの組合の旗開きに、うちの選挙区の民主党前国会議員が来て、「おおっ」と思ったが、それ以上の充実振り。ちなみに社民からは「あの」辻本清美も来ていた。結構大人しかった。

んで、結局のところ、現在のタクシーの苦境は小泉竹中路線による規制緩和から始まる、タクシー台数の増加、悪質な業者の参入が原因である、と。人の命を預かるタクシーという仕事に市場原理主義を持ち込んではいけなかったのだ、と(同じ旅客運送の仕事である福知山線の脱線事故が良い例である)。やはりこの業界は、国によるある程度の規制が必要である、と、そのような事が話された。
んで、とどのつまりは
「民主党を中心とした政権交代を達成させましょう!」
「次の選挙では4649!」
ということだった。
確かに規制緩和路線、もちろん良かった面もあっただろうが、悪かった面、間違った面があったのも確かで、それの象徴的なものがこのタクシー業界であろう。ベテランの人に聞くと、規制緩和前と後だと、給料の額が激減した、と言う。
それが自由競争の世界だ、しばらくすれば「神の手」によって需給バランスがとれ、また元に戻る。とおっしゃる方もおられますが、神の手って消費者側が選ぶ余地がある場合に適用されると思いません?流し営業のタクシーって、とりあえず目の前にきたタクシーにお客さん乗っていくから、神の手もへったくれもないんだよね・・・。
他にも書きたいことはあるけれど、キリがないのでこの辺で。次に進む。
午前10時半開始のフォーラムが正午過ぎに終わると、食事休憩。
日比谷公会堂の隣の公園で弁当を食べる。

デモ
賢明な皆さんならお気づきの事と思われますが、そうです、日比谷公会堂に隣接した公園、っていうと「派遣村」で一躍脚光を浴びた「日比谷公園」なのです。
さすがにこの日にはもうそういった面影は残ってなかったけど、派遣村の隣で組合活動、ってのが、
「俺らタクシードライバーは派遣村の人たちの生活と隣り合わせ!」
って言っているみたいでなんともはや。
デモ
んで、食事を終えると、参加した組合員全員でデモ行進。日比谷公会堂を出発し、国会裏に行き、請願書を提出するという。

でん
国会通りを通り、霞が関を横断。財務省と外務省の間を通る時に一枚撮る。
警察が列を乱さないようにと、列先頭から最後方までずらっと並んでいる。
デモ
そんな警官を無視するかのごとく、列から離れて写真撮影にいそしむ俺。
まあ、俺以外にもデジカメ片手に写真撮影しながら列を離れて行進している人もいた(おそらく組合の新聞の記事で使うのだろう)ので、別に問題はないのだろう。他の交通に迷惑を掛けないように注意しながら進行。
デモ
財務省上の交差点に到着。ここまでは
「タクシーの減車をしろ!」「しろ!」
「規制緩和の間違いを認めろ!」「認めろ!」
と言ったシュプレヒコールを挙げ、組合の旗を高々と掲げながらの行進でしたが、この先はそれはNGとのこと。
まー国会周辺で毎日のようにシュプレヒコールがあがって労組の旗が翻ってたら、迷惑なんだろうねぇ、と思う。
別に我々は反体制勢力ではないので言われた事には素直に従う。
てゆーか人数多すぎなので財務省上の交差点から日比谷公園にかけてズラ~っと列がつらなっているのを眺めるのは結構壮観ではありました。
デモ
総理官邸前の交差点を右に曲がると、国会の裏に出る。
そこで待ち受けるは衆議院議員の方々。そこに我々タクシー業界からの請願書を提出する(うちの組合からは副支部長が手渡していた)。内容は、まあ、要約すると規制緩和やめてくれ、タクシー減車してくれ、同一地域同一運賃を制定してくれ、ってな感じ。この後、議員の皆さんと

「我々は闘うぞー!」「闘うぞー!」
「民主党とともに闘うぞー!」「闘うぞー!」
「社民党とともに闘うぞー!」「闘うぞー!」
「国民新党とともに闘うぞー!」「闘うぞー!」
「闘うぞー!」「闘うぞー!」
「闘うぞー!」「闘うぞー!」
「闘うぞー!」「闘うぞー!」

と、シュプレヒコールの嵐。さすがにちと恥ずかしかった俺は小さく手をあげながら小声でシャウトしていたが、周りのベテラン乗務員の皆さんは結構真剣な表情。ま~家族とか養っている立場であるのだから、死活問題だもんなあ。俺なんかとは仕事に対する考え方の重さが違うか。
「組合活動」って言うと眉をひそめる方もいらっしゃると思いますが、何も道楽でやってるんじゃなくて、まさにこれが死活問題なんだ、母ちゃんと子供食わせていくには減車してもらわないとどうしようもないんや、ってな人たちがいる事を分かって欲しいと思いますわ。
デモ
衆議院での請願書提出を終えると、次に参議院の裏口に向かう。横に見えるは衆議院宿舎。新しく建て替え中。もう少し先には参議院の新しい宿舎も建設中だった。これも税金なんだよなーとか思ったり。
ちにみに移動中、反対側の道路にも同じような労働組合団体がデモ行進をしていた。国会の反対側に居たということは議員会館前でシュプをあげたのかのう。横断幕の文字を読むと「〇〇県幼稚園組合」みたいに書いていた。保育士の地位向上とかを求めていたのだろうか。日本全国、大きいのから小さいものまで問題山積やねぇ。ということを議員宿舎を建てる巨大クレーンを見上げながら考えた俺でした。
で
てなわけで参議院の方でも同じように請願書提出。
フォーラムには参加してなかった福島みずほも顔を出してくれておりました。
ところで、このデモ行進に参加したタクシーの労働組合は大きく3つに分かれており(私鉄系、東京大手系、地方系)、それぞれが請願書提出、シュプレヒコールをやったようだった。
我々は衆参の2つの議員でやっただけだったが、国会議員の方々は少なくとも3回はこれを繰り返したわけで、
「国会議員、それも野党議員って普段何してるんだろう、って思ってたけど、やっぱなんだかんだで忙しいんだなー」と思いました。
0305日記
中央のピンクの服着たのが福島みずほ。結構人気あるのか、ベテランの方とか、
「おっ、みずほちゃんだ!」
「なんかみずほちゃんも歳とったのー」
とか語ってた。
俺も、「自分、福島みずほと同じで宮崎出身なんすよー」
とつぶやいたら、
「そうそう!宮崎の南郷出身だったな!」
と言っていた。
なんだこいつ社民党支持者かよ、と思ったが、まあそれだけタクドラの皆さんの自民・与党に対する不信感の裏返し、ってことなんかなあと思いました。
まあ福島みずほが「老けたなあ」と思ったのは俺も一緒だったけど。
一緒に行進した韓国出身のうちの会社のタクドラの人も言ってた。
「あんなんだったっけ?」
と。

その後、自民党党本部前まで歩を進め、そこに停まっていたマイクロバスに乗り込み、帰宅の途についた。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/190276/18871327

ハイタクフォーラム参加レポートを参照しているブログ:

コメント

デジカメにしては画像が粗いね。
ちなみに列からはみ出すと(下手すれば)公執とられることもあるらしいので気をつけましょう。

すいません実は携帯カメラなんです・・・。
俺以外の人はみんなデジカメで撮ってたけどね。

>公執
周囲のベテランの人に「おい!国会の前で暴れまわってもっともっと目立てよ!」と煽られたよ。
いかした銀色のブレスレットを頂戴したくは無かったので丁重にお断りしました。

コメントを投稿